先日のこと
先日、「花火」を作っている職人さんに接する機会があった。
ほんの数分しか話はできなかったが、彼の顔は輝いていた。
「これから玉を作らないといけないので残業です」・・と、笑顔でその場を立ち去った。
秋も? という質問に、「秋も結構忙しんです・・」と、彼の笑顔が忘れられない。
一度に何万人もの人を一瞬で笑顔に変えてしまう、そして感動を提供する仕事。
どんな「仕事」でもそれぞれの必然性があって、
それぞれの人にためになっているからこそ存在している。
以前からこのような「職人仕事」に非常に興味があった。
日本の伝統技術とでも言うのか、日本人にしかできない繊細さ。
これらに接した時、心が震えると共に、日本人であることに感動すら覚え、
「誇り」にさえ思えた。
海外のものがそうではないと言っているのではなく、やはり日本人にしかできない
「物作り」には繊細さがある。
僕が販売している「ティシャツ」もしかり、海外のものは、
同じサイズでも平気で長さや幅が違う。
僕の人生の、ティシャツの師匠が言っていたのは、彼らからすれば日本、日本人とは、
「異常なほどの几帳面さを持つ」と表現していた。
なぁ〜るほどな・・・と。
日本人であること、生真面目さ、几帳面である事を再認識することができる。
僕が販売するティシャツが少しでも世の中の人を笑顔に変えれますように・・。