「開き直り」って意外と重要かも・・・です。
まぁ、年が年なもので昔の話しかできなくて・・・すいません。
「開き直る」って意外と生きていくことにもヒントになるかと思います。
あ、でもこの場合の「開き直り」は、いい意味での・・ですので。
僕がテニス部、高校2年の時に経験したこと。
東京都のインターハイ出場をかけた試合、
相手はテニスでも有名な高校の3年・キャプテンチーム、
僕らは2年ですから、当たり前技術的に相手に勝るわけはない・・・。
胸を借りる思いで試合に臨みました、とは言っても勝ちにいきましたけどね。
一球、一球、気合が入りまくります。
僕らは全てにおいて、”力” が入り過ぎて「ガチガチ」だったんだと思います。
試合が進みにつれて、「あ〜負ける」、「0−2」あと1セット落としたら完敗、
インハイ出場の夢は絶たれます。
その時、ふと、本当に「ふと」なんですけど、
「もう、負けてもいいや!」って自然と思えたんです。
ある意味「開き直り」です。
そんなところから逆転劇は始まりました・・・。
今まで余り入らなかったファーストサーブが打つ度に入るようになって、
その調子に呼応するかのように、僕の前衛もボレーを決めだした。
「流れ」が一気にこちらに傾いてくる。
「1−2」から「2−2」へ、そしてとうとう勝っちゃんたです、イエイ!
今思うと、勝つことに拘り過ぎたことで体中がガチガチだったんだと思います。
開き直ることで、「フッと」体中の力が抜けて、
いつもの自分たちがやっているテニスができたんだと思います。
でもそのあとの試合は、ボロボロ・・・でした(笑い)。
この試合で全てを出し切ってしまったんだと思います。
ま、でもこんなことを経験してから、
仕事でもなんでも、「気楽」と言っては語弊がありますが、
あまり力まず自然体で向かえるようになったのは確かです。
「面白そうじゃない、いっちょやってみっか」的な考え方。
「よぉ〜し」なんて必要なこともあるでしょうけれど、
あまり「力まず」・・・、
普段の自然体の自分で・・・・生きましょ!