「お盆」ですねぇ/2 (sub : 宝くじ)
宝くじを買ったご経験は誰しもがあることと思いますが、
夢があって、色々と想いを馳せるものだと思います。
今日は、この「宝くじ」当選者の話、非常に興味深いものがあるので。
僕がシドニーで仕事をしている時に、同僚が60万ドル、今の日本円に換算すれば
約1億円のLotto(宝くじ)に当選!
まだまだ日本より経済がそれほどでもなかったオーストラリア、
物価も日本より低いこともあり、
会社を辞職し、自分の会社を立ち上げ、マンションや新車を購入し、
これまた運よく、結婚、長男が生まれ。
と、ここまでは順風満帆な絵に描いたような人生ですよね。
これからなんですよ、「お盆」という件名に続くのは。
すい臓がんが見つかり、半年後か一年後には亡くなってしまいました。
この「宝くじ」って結構な曲者だと思います。
アメリカなんぞの宝くじ、額が日本とは桁違い・・・何百億の世界。
想像もつきませんが。
みんながみんなそうではないとは思いますが、当選者ってその後あまり
いい人生を送ってないような気がするのは僕だけではないはずです。
これも聞いた話ですが、人生には「白」と「黒」の球(運・不運)があって
等しく人には配分されている。
どちらかが一方的に多いとか少ないとかはない。
なので、宝くじなんて「白」が一気にきてしまうと、それに等しく
「黒」もきてしまう。
人生ってどこかでうまくバランス取れているのですかね。
そんなことを考えてしまうお話でした。