「自由」と「孤独」
先日、ワーホリで渡豪した件をブログに掲載させていただきました。
そのブログに貴重なコメント頂き、着想を得たのでそれを題材に。
1年間という期限付きのこのワーホリ制度、その名の如く仕事ができる。
同じ雇用主では3ヶ月が限度、ただしイミグレがそんなこと調べているはずはない!
まして、あのおおらかな(いいや、いい加減な)国民性・・・。
てな訳で、当初はブリスベンにあるYHへ(ユースホステル)。
妙なアメリカ人にとっ捕まり、$50貸してくれ・・・、仕方なく貸したけど。
翌日酔っ払って帰ってきた彼、借金のかたにと革ジャンをくれた・・・。
多分400〜500ドル相当。
そんな彼を尻目に、夢にまでみたサーファーズ・パラダイスへ。
(ゴールドコーストの中心)
当時は「グレイハウンド」のバス・・アメリカを彷彿とさせるデザイン、
あ〜海外にきたんだとここでも実感。
ここでもまたYH、が半年以上はここサーファーズで暮らしたいと考えていたので、
アパート探し・・・不動産屋? 英語でなんて言う?
店構えを見れば一目瞭然、これは日本と一緒。
「アパートメント」は確か米・英語(か、フランス語が語源?)、
クィーンズ英語では「FLAT」 と言うらしい、ふ〜ん。
英語もわからず、どうやって借りたのか今となっては記憶のかなた・・・。
さて次の難関は、電気をどこに電話して、どうするのか?
英語で電話? 無理・無理・無理・・・これもどうしたのか記憶にあらず・・・。
ようやっと始まった一人の豪州生活・・・
キッチンとワンベッドルーム、シャワートイレ付き。
19歳の前半(1980年)日本を初めて離れ、親から離れ、
友達も知り合いもいない・・・。
初めて「自由」と言うものを味わった、
ここで野垂れ死ぬのも、生きていくのも自分次第、自由という厳しさ。
(大げさな!)
と、同時に身体全体を包み込むような〝寒さ〟をもつ「孤独感」も味わった。
まだ電気の通っていない真っ暗な部屋、ベッドに横たわり、天井を見上げる・・・。
今日もお読み頂き有難うございます!