読書は大切・・・だけど?
僕は若いとき(10〜20代)には全く本を読まなかった・・・。
その時の僕のポリシーは、
「本」とはその筆者の経験や考え方であって僕の経験やそれではない!と思っていた。
だから読んでも意味がないと。
けれど、5年ほどオーストラリアに滞在していた日々は毎日英語漬け。
日本語の「活字に飢える」と言うのを初めて経験した。
帰国以来、
ありとあらゆる種類の本を年間多分100冊以上を数年に渡り読み漁った経験がある。
その経験を通して感じたこと。(あくまで僕の主観ですので誤解なきよう)
確かに「本」は貴重なもの、自分が経験していない事柄、知識や情報を
そして一番貴重であると思われる色々な「考え方」も提供してくれる。
だが最近思うのは、知識、情報、考え方に触れることは勿論必要、
けれどもそれは自分にとって、あくまで「推測の域」を出ないと言うこと。
やはり一番大切なのは、それらを体感・経験することではないかと思う。
知識や情報ばかりあっても、それらを操る「知恵」がないと・・・・。
それと同じことだと思うのです。
読んだ本の全てを経験することはできないけれど、
限りある人生、より多くの人と触れ合い、より多くの経験をして生きたい。
それが実りある人生に繋がる・・・そんな気がします。