自分では気付かないもう一人の自分
こんな話を聞いたことがあります。
ある女性が痩せたくて、痩せたくて、でも食欲を我慢できない。
ダイエットがうまくいかない。
どんな理由で心理学にまで辿り着いたのかは不確かですが、
カウンセラーは、その女性が本来痩せたくない「彼女が存在」していることに気づきます。
更に深掘りをしていくと、幼少期に性的暴行を受けたことがあることを突き止めます。
その記憶によると、醜くなればそのような体験をしないで済む、そのような記憶。
その女性もその記憶があることにこのカウンセリングによって気付かされます。
(正確には「思い出す」・・・と言った表現が相応しいですね)
性的暴行 → 醜くなる → 太ること → ダイエット(減量)など不要。
こういった式が成り立ちます。
自分でも気付かない人間の記憶の深いところにある、ビックリです。
これは人間の深層心理、ま、心理学の領域なんでしょう。
今自分ができないでいること、やらないでいることに対して嫌悪感を抱くのではなく、
また、今の自分を否定するのは止めて
自分を深掘りしていくのも解決に繋がるんですね。
いやいや、幾つになって日々是勉強也・・・です。