「Strengthen」&「Weakness」
これは、僕がイギリスの会社にいた時、マネージメント研修で教わった
一つの方法です、日常の生活にも結構役立つので記事にしてみました。
ただまぁ、数十年も前のことなので、
今の日本の会社でも採用もしていないかも・・・です。
「 Strengthen」とは「強み」、これはメリットです。
「Weakness」とは「弱点」、ご存知デメリットです。
何かを始める時に、頭の中で考えていてもまとまらない時って結構
あると思います。
そこで、「紙に落とし込んでみて、それを眺めて冷静に判断」する方法です。
紙面に十字の線を引き、四つのマス目を作ります。
どちらでも構わないのですが、
例えば、左が「強み」、そして右側に「弱み」
そして余った余白には、それぞれそう〜でもないけど、一応「強み」「弱み」を、
自分で直感的に感じたものを書き入れていきます、
自分にとって(何かを始めるにあたって)強みとなるのか、いや弱みなのか・・・
もしくはそれを行うことにより、どのような利益・損益が発生するのか?
双方に意味合いがある場合は、中央に記します。
紙に書くことによって自分が気がつかなかったことも具現化できます。
例えばですが、高価な買い物の場合、
良い気分になる = 強み(利益) 友達に自慢できる = 強み(利益)
貯金が減る=弱み(損益) 数ヶ月間買いたいものも買えなくなる=弱み(損益)
ま、こんなことでこれをやっても仕方ありませんが、あくまで一例です・・。
けれど、かなり冷静な判断ができますし、衝動買いが少なくなる?はずです。
また、一晩寝かせて(漬物ではありませんが・・・・笑)
なぜそこにそれを入れたのかを後に検証するのも一興です。
そして双方をみて、「Go」するのか「撤退」するのかの
総合的な価値判断をします。
ただ「弱み」の部分ですが、それが他の企業(この場合は他人or自分)のために
なるのであれば、少々目をつぶります・・・・。
今の時代、PCが発達し「紙に落とし込む=自分でペンを使って書いてみる」
と言った作業が激減しましたが、この「アナログ」的作業が意外と役に立ちます。
やはり頭の中で考えているより、紙に書いてみてビジュアル化する。
何かの判断に困った時に、試してみるのも価値があるのでは? と思います。