Jworks Surf-T Sandyのブログ 

サーフィンや自然に関する事、ティシャツのこと、日々のこと。

「かっこ悪い」がカッコいい!

僕がまだ会社員だった頃の話で恐縮ですが、(いつも古い話ばかりで・・・)


僕は転職組み、彼はプロパーの営業部長。


それはそれは、素晴らしい業績を残していた彼です。


社内では言葉数も少なく、メールも一言、二言。


営業に関しては二位以下を大きく引き離している「ピカイチ」でしたが、


一番の得意先の業績が悪化し、


2年連続で成績最下位、それまではこの会社に最高の功績を残してきた彼です。


会社の下した決断は、降格・・・それもいきなり平社員へ。


アメリカ投資・資本の会社、「センダント」から「ブラックストーン」へ


ちょうど移行された時期も重なり、以前の実績が評価されなかったらしいのです。


僕も長らくイギリスの会社に勤めてはいましたが、これほどまでとは。


当然彼に落ち度がなかった訳でもありません、一番の得意先を失った時の


ことを考えて「リスクヘッジ」をしてこなかった彼も悪いと言えばそうなのです。


これが僕だったとしたら、どうしただろうかと考えてしまいます。


彼の取った行動とは、


以前の部下、すでに彼と同格か彼の上司になってしまっているスタッフに、


「今僕は普通の社員、僕に遠慮することはない」・・・と言ったそうです。


当然、メンツやプライドもあるでしょう、こんなこと言える彼はすごい!の一言です。


それまでに彼自身が培ってきた知識・経験と自信がそうさせているのでしょうけれども、


今でも辞めずに、黙々と仕事をこなしているそうです。


こんなカッコ悪い男、最高に「カッコいい」ですよね!











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