日本人でよかった!
若い頃は、「なんで日本人に生れてきたんだろう?」とよく思ったものでした。
いい意味でも悪い意味でも、「かぶれ」ていたんだろうと思います。
未だにその部分は無きにしもあらず・・・ですが・・・笑い。
けれども最近は、「やっぱり日本人に生れて良かった」と思うことがしばしば。
日本には、日本人には、
美しい季節の移り変わりを感じ、それを喜びに変えることができる、
それに併せて、季節ごとのとびっきりの料理も堪能できる。
世界の全ての料理を食した訳ではありませんが、
これほどまでに「繊細な料理」、季節ごとの食材、色、器、そして味。
世界中探しても・・・ないと思います。
「行間を読む」とか「空気を読む」とか、そんな繊細な心も持ち合わせている。
そんな「繊細な心を持つ国民」、世界中探しても日本人しかいないと思うのです。
そして人と人との繋がりを大事に、大切にする。
ただ一つ、これはもろ刃の剣でもあるのですが、
控え目な国民性ゆえに、他人や他国に対しての「アピール」が
異常なほど下手くそなのです。
そこさえクリアーできれば、もっともっと日本の、そして日本人の
価値が世界に認められると思うのです。
日本には宗教が根付いていないと言われています、
ただ我々の「DNA」には「侍」の記憶があると思います。
寡黙であり、控え目で、正義感が強く、弱いもの苛めなど決してしない。
そんな国に生れ、日本人で良かった! と思える今日この頃です。