「架け橋」になれれば。
今日は少し長くなりますので、スルーして頂いても・・・と思います。
(昨日のブログに関連して・・・・)
40過ぎくらいから一つ考えていることが。
このきっかけは、幼稚園の頃からの親友が「うつ」になってからです。
彼は真面目で、几帳面で、責任感の強い男、だからこそ全てを受け止めてしまう。
僕みたいに「テケトー」に流せればいいのですが、性格上それができない。
はなごんさんのブログにもあるように、「仕事」って一体なんなんだって。
村上龍の「13才のハローワーク」を読んでから、仕事のことを
考えるようになりました。
小学校・中学・高校・大学、この過程で「仕事」のことについての
授業なりで教わることがあった? いえ、なかったように思います。
教育現場に責任転嫁をするつもりはありません。
今の時代はあるのかも知れないですが、間違っていたらすいません。
学校を卒業していきなり、自分の好きなこと、自分が興味を持てる仕事って
探すこと自体が難しい・・・いえ、できないのでは? と思います。
僕はそれが嫌で渡豪した経緯があります。
「13才のハローワーク」で、学校を卒業をしたら誰しもが食べるために、
生活をして行くために「仕事」をして行かなくてはなりません、とあります。
それだけ重要なことなのに、情報が皆無に近い状態ではないでしょうか?
仕事がハッピーであれば、プライベートも自ずとハッピーになっていくと思います。
最近この「考え」が自分なりにある程度形になってきた気がします。
こんなことができたらいいなと思うのです。
今日本の会社の定年が60才、65才になっているとも思われますが、
今の60〜70才の方々はまだまだ若いと思うのです。
これほど、貴重な体験や経験を持っている方々を使わない手はないと思うのです。
小学校なり、中学校の教育の過程で、
その道の経験者の方々との交流が持てないものかと・・・・。
学生にとってもご年配の方にとっても「WIN-WIN」の関係が構築できると
思うのです。
「仕事ってこういうもんだよ」、
「こんな辛いことがあるけれど、あとでこんな幸せな出来事があるんだ・・・」
『「有難う」と言ってもらえることが、こんなにも嬉しいことなんだよ。
だからこんなに頑張れたんだ!』
『この仕事には、こういった勉強もしておいたほうがいいよ』・・・とか。
経験者だからこそ、言える事実、伝わる事実だと思うのです。
仕事のプラス面・マイナス面全てをさらけ出す。
こんな交流の機会が少しでも持てれば、子供達が将来に対しても、
もう少し具体的な自画像が描けるようになるのではないでしょうか。
また、将来に対しての目標や目的も併せて持てるのではないかと思うのです。
偏りがあるかも知れませんが、
僕はマルチプレイヤーになる必要はないと思います。
「バカ」がつくほど専門的にやればいいんだと思います。
ただ思うに、技術屋さんだって数学や物理だけでなく、
当たり前、読解力が必要でしょうし、文章作成能力も・etc・も必要です。
そう考えると逆説的ですが、総合的な勉強は自ずと必要となると思います。
そこからまた一段と掘り下げて行けばいい。
子供達と年配の方々の交流・・・・ゲートボールをやっている暇なんかない!