一昨日の夜、

愛犬との散歩中に今までに経験したことのない感覚の体験。

最近関東は天気がいいのと、気温が低いせいか夜空が綺麗なのです。

いつもの散歩コース、家からビーチまで２〜３００メートルほど。

海は明かりがない状態に近いので、都会のそれより星が綺麗に見えます。

また、月明かりも程よくマッチしていて、明かりがなくとも歩ける程度。

ふと、夜空を見上げると、綺麗だなぁ〜と云う感覚とともに、

その途端に体が重力を感じなくなる程に軽く感じ、

何もかもが満たされる想い、

爽快感とも違う、言葉で表現するのは非常に難しいのですが、

「満たされる」が一番しっくりくるのかと。

そして、寒さなど全く感じず。

そして、涙が溢れ出るような・・・

別に悲しいとか、寂しいとかそんな涙ではないのです。

強いて言えば、「何かに抱かれている感覚」とでも云うのでしょうか。

ほんの数秒のことです。

自分の魂が何者かに触れたようなそんな感覚でした・・・不思議です。

こんな感覚に出会ったことは今まで一度もありません。

一体、なんなんだあの感覚は・・・・未だに謎です。

仕事に追われていたサラリーマン時代、まだ続けていたとしたら

夜空を、星を、月を見上げる余裕なんてあっただろうか。

今では責任から解放され、気の向くままに仕事をしている。

物理的なことは思うようにはならないけれど、

これが僕にとっての、「幸せ」なのかな？と

思える不思議な体験でした。