嬉しい誤算。
先週、急遽名古屋へ行ってきたことを記事にさせて頂きました。
この時に実感したこと、綴らさせて頂きます。
あれは、本来社員が行くべき仕事です。
当初課長自ら行くと言いましたが、福島への移管の仕事もあり、
席を外せる状況でもない。
狭いオフィスなので、そんなやりとりは否が応でも誰にでも聞こえる。
ただ、社員の誰しもが手を挙げなかった、そんな文化の会社です。
誰の仕事でもない、不良を出しては会社の威信に関わる問題です。
ここ最近2件ほど、相手の会社に迷惑をかけていることも知っているはずです。
止むを得ず僕が手を挙げた次第、こんなバックグラウンドがありました。
ただし帰社後に僕が不在の間、僕が本来しなければならない仕事を
他の社員達が無言でやっておいてくれたのです。
なんと素晴らしいことでしょう、それも僕がお願いすることもなく自らです。
言い方は悪いですけれど、この人達の性根までは腐っていなかったのです。
誰の指示もなく、能動的に動けるじゃん! いいとこあんじゃん!
これは至極当たり前のことかもしれません。
ただ、工場というある意味世間とは隔絶された世界で数十年も長くやっていると、
当たり前のことが当たり前で無くなるのかも知れません。
でも、もともとはそんな人達ではなかったはずです。
偉そうな言い方かも知れませんが、僕は彼らの今後の可能性を感じた瞬間でした。
やり方によっては、この人達はものすごいポテンシャルを秘めている、
そう感じます、元々頭のいい人達です。
それを引き出すことができれば・・・それが今の僕の仕事だと感じます。
嬉しい誤算です。