デザインの配置の話です。

人間の感覚って凄いと思うんです。

上下左右、多分１mm程度の誤差でも、「う〜ん、なんか変」って分かってしまう。

バランス感覚って言うんですかね、視覚的な違和感とでも言うのか・・・。

ちゃぁ〜んと計測していくと、やはり違っている・・・。

また、モノづくりには「公差」と言うものが存在します。

今の会社では金属など扱っているので、

気温や湿度などでどうしても伸び・縮みが出てしまう。

なので、「この誤差範囲なら認めましょ」って言うのが「公差」。

ただし、コンマ数ミリの世界。

聞いた話だけど、今の仕事では車「サスペンション」を製造しているのだが、

プロのテストドライバーなどは、この１mm以下の誤差も感覚で分かると言う。

お尻に伝わってくる「振動」で判断しているのだとか・・・凄いですよねぇ〜。

一般のお客様にはこの「誤差」は絶対に分からない・・・と思うのですが、

そこまで拘る日本のモノづくり、改めて感服です。