人を動かす?
「人を動かす」? そりゃ所詮無理・無理、
人間自分でさえ、動かせないのだから・・・自分を見てもそう思います。
ただ、以前に色々と読んだ本にヒントがあるような、無いような・・・。
ま、気楽にお読みくださいませ。
確か、カーネギーの本だったと思います。
抜粋ですが(遠〜い記憶です)、
ある飛行機が飛び立った直後エンジンの不調により空港に戻ります。
(確かプロペラ機で一人乗りだったと記憶しています)
原因を調べてみると、プロペラ機にジェット燃料を入れちゃった整備が
原因と発覚しました。
あなたがパイロットだったらその整備士に何と言いますか?
僕だったら「殴る蹴る」の暴行を加えるでしょう・・・冗談ですが
それをされても文句は言えないミスを犯していると思うのです。
ただ、カーネギーの本はここが違います。
パイロットの言葉とは、「次の整備も君に頼もう」と・・・・。
これを読んだ時に・・・・ご想像がつくかとは思います。
この整備士は2度とこのミスを犯さない・・・でしょうね。
ま、この話が嘘か本当かわかりませんが、こんな「できた人」が
世の中にはいるのか?・・・とね。
ただ実体験としてこんな僕にも「他人を動かす」まではいかないまでも
それに近いようなことができるようになりました。
「他人の言動」は、自分の言動のミラー(投影)だと思うんです。
会社員だった頃、ある事柄を他支店に投げる、
そうするといい加減な回答しか戻ってこない。
「え? お〜い、これ僕が求めるいることじゃないし、ちゃんとやってよ!」
これ、後々じっくり考えてみると、いい加減ではないけれど自分が反省すべき点は
何点もあるんです。
で、用意周到に準備して、これ本当に重要&大切な案件だから、
てな感じで投げるときちんとした回答が戻ってくる。
やっぱり相手にはどうあろうと通じちゃうんだなぁ〜と・・・。
「相手は変わらない」変わる理由がないですから。
だとすると残された道は、自分を変えるしかないと気づいた瞬間でした。
相手の言動にムッとする時ってありますよね、誰でも。
その時少し冷静になってみてください、それ以前のご自分の言動がどうだったのか?
相手の言動は、その少し前のご自分の投影かも知れませんよ・・・。