「決める」ことは「生きる」こと。
幼い頃は周りに物事を決められていた。
成長するに従い自分が決めることに憧れを持った日もあった筈。
大人になるに従い「決める」ことの難しさを日々痛感しています。
会社での意思決定や人生での岐路に立った時、何を基本に決めていらっしゃいますか?
会社などではデータや傾向や分析、これは当たり前のような日常です。
以下は、原子力工学を勉強された多摩大学教授である、「田坂広志」氏の言葉です。
「直感は過たない、判断が過つ」と、言っています。
どういう意味かと言うと、
深層心理の奥深くの自分の声に耳を傾けると事だと言うのです。
理科系の方が、数字では、論理では説明できないがこうご自分で断言しているのです。
彼はこうも言っています、「私は工学系の人間であり、また唯物論者でもある」と。
どなたにも経験があるとは思うのですが、何かを決めるときに、
皆が選んでいるから、データが示しているから、分析結果がこうだから、
ただ自分の心の声は、それに反している時、周りに流されて選んでしまう。
結果として、声にならない声である自分の直感が当たっていた・・・なんてこと。
これは、いかにもう一人の内なる声を信頼できるか、にかかっているそうです。
ただし、この直感力を養うには、
・退路を断つこと。
・心を整えること。
この二つが重要だそうですが、なんとなく理解できます。
今日のランチ何にする? 程度の選択はある意味ど〜でもいいこと。
ご自分の直感、信じることができますか?