試作部署の収支報告書作り
今いる部署の収支報告書作成の任を頂き、早速18年度からの集計を始めたところです。
各自動車メーカーから、新車用のサスペンションを試作品として制作する部署です。
当然試作品ですから、ワン・オフ製品、量産ではないので新規品の製造部署です。
なので部品も新規品ばかり、
量産であれば同じものを何万個も作るので不良率は低いのですが、
新規部品であるので、不良率が極端に高いのです。
また多くて100個、少なくて10個前後の部品をサプライヤーにお願いするので
料金的にも高いのです。
料金も高いわ、不良率も高いわ・・・採算取れてんの? ← 営業目線・・・笑。
昨年から騒ぎ出し、どんな収支なんだろうか? と試しにやってみたら
利益率18%、原価率80%・・・こりゃ酷い!ってことに。
製造業の経験はないので、ネットで調べたら適正な原価率はせいぜい30%・・・。
ありゃ〜・・・(目が点でした)
で、本格的に調べようとなって部署全体で始まったこと、営業・設計・調達と
色々な部署を巻き込むことになってしまい・・・ある意味、いい意味で大ごとに!
でもまぁ、大企業病ですよね、赤字垂れ流しで何十年とやってきた、やってこれた
なんて信じられないですよ、これ中小だったらとっくに倒産してますよ。
でもって、来週また福島へ行って原価の統計を取っている部署の部長さんと会議。
メインの仕事になりそうで・・・そんなこんなで福島転勤も現実味を帯びてきた。
あ〜ぁ、やばいところに首突っ込んじゃったぁ〜・・・笑。