大きな「波」のでき方
今日もしょーもないお話です・・・のでスルーして頂いても・・。
久しぶりに「海」の話でもと思い、
さて、世界で大きな波の立つ場所は意外と多くあるのですが、
中でも、
タヒチ・チョープー
カリフォルニア・マーベリックス
ハワイ・ワイメア/ノースショアなどは、サーフィンをされない方でも
ご存知かと思いますが、この3箇所は特にビッグウェーブならぬ、
「ジャイアント」と言う言葉がふさわしい波が立つ場所です。
マーベリックスは、そうですねぇ〜15M〜20M・・・。
ビルで言えば、4〜6階くらいですかね。
なぜこれだけの「波」が立つのでしょうか?
冬の時期の爆弾低気圧(台風に近い)により風が強まって、
ざわめく波が多くなり、
それが一つになって大きな波を作り出すと言うのもあるのですが、
一番の要因は、海底にあるのです。
「波」とは海面上の盛り上がりだけではなく、海面下にも海面上と等しい
高さ?(深さ)の波があるのです。
それが岸に近づくにつれて、海底がだんだんと浅くなっていきます、
それに伴い、下にあった波が上に、上にと盛り上がっていき、
大波ができるのです。
特に大きな波が立つある一定の場所、僕らは「ポイント・ブレイク」と呼んでいますが、
その海底には、岩礁や珊瑚礁があり、地形が安定(固定)しています、
海面下にある波がそれにぶつかり、海面上の波が突然大きなる、といった具合です。
なので、大概の場所(大きな波が立つポイント)は、珊瑚礁や岩礁が多くあります。
海底が「砂」ではこうはいきません = ビーチブレイクと言います。
海流によって、絶えず「砂」は移動します、あちこちで波が立つので
あまりいい波は立ちません(いい時ももちろんありますけど)
岩礁や珊瑚礁がある、そう言った場所の「水深」ってどのくらいか想像できますか?
50cm〜2m程度なんです。
なので、プロでも「ヘルメット」をするサーファーもいます。
そこで「ワイプアウト」ボードから落ちること=生命の危機に直結です。
生還できるサーファーもいますが、全身傷だらけ・・・本当に全身です。
当たり前、珊瑚礁や岩礁に体をぶつけるので、生きているだけでも奇跡です。
こんなところで波乗りやるなんて、まさに「クレイジー」としか言いようがない。
「そこに山があるから登る」と同じ感覚なんでしょうか?
いや、それとはまた違う気がするなぁ〜・・・。
アドレナリン出まくりでしょうけど・・・。
僕ですか? 無理です!
若かったとしても無理!
サーファーがよく使う言葉で大好きな言葉なんですが、
「go for it 」 行くっきゃないでしょ! やるっきゃないでしょ!
(いいや、僕はいかない・・・・無理!)
生きていて、ビビっちゃって・・・・前に進めないとき
『GO FOR IT」!
約15Mの高さの波です。