本物を見極める目・・・を持ちたい。
「本物」とは一体何でしょうねぇ〜?
世間が勝手に付けた一流品ってことですかね。
以前のブログにも記しましたが、僕は「ブランド」ものには興味がない。
けれど、年相応に本物を見極める目を持ちたいと思う。
それが大人の品格でもあるのだと思う。
ただ値段が高けりゃいいってものでもないと思うけれど、
世間で言われている「本物」や「一流品」と言うのは、値段が高い。
そりゃ当たり前で、生地やものの希少性や質が高く、
製造過程には数十年の経験を重ねた職人の技術力、そうたぶんこの技術力に
対価を支払うのだと思う。
多分こう言った職人達は、1mmの誤差にも拘るのだと思う。
スーツ、革靴、ネクタイ、万年筆、ビジネスに関連するものばかりだけど、
イギリス・仕立スーツ(王室ご用達)、ましてスーツの本場中の本場、
一着何と50万円ほどするらしい。
イタリアで修行した日本人が作る革靴、
ひとり、ひとり、足の木型からおこし制作に約半年余り、約30万。
まだ現役の営業だった時に一度だけ(一度だけです)
30万のゼニア(イタリア)のスーツを購入・・・仕立て頂いて・・・
着ている感覚がないほどに軽い・・・そして全ての動きにフィットしてくる。
纏わりつく感覚と違う、全ての動きについてくるような・・・とでも言うのでしょうか。
シワにできないと思い、電車ではまったく座れず・・・ので大変疲れます。
こんなんじゃ、まだまだです!
ただ思ったのは、一点豪華主義と言うのはダメですね。
スーツが30万ほどであれば、靴やネクタイ、ワイシャツなどもそれ相応のものを
着ていないとバランスが取れないのです、当然中身(本人)然りです・・・汗。
あ〜ダメだこりゃ! まだ無理・無理と思った次第・・・・笑
ただ、こういったものを着たりしても似合う風格と、
値段ではなく、本物、もしくは本質を見極めることができる目を持ちたいものです。
上述の「靴」、上品さが漂ってると思いませんか?
まぁ、こんな靴履いて雨でも降ってきたら・・・・
そんなこと考えること自体・・・庶民・・・なんでしょうねぇ〜笑。