自分の「使命」
のほほんと生きてきた・・・。
こんな言葉は縁遠いものだと思っていた。
「使命」とは命を使うこと。
ただ最近になってようやっとこの言葉の意味が少しわかってきたよう気がする。
その前からその兆候と呼べるものが幾たびがあったけど、気付けなかった。
人との出会いによって、それに気付くことができたと思う。
理由もなく知り合いに連絡を取り、その輪が広がり、それがまだ広がっていっている。
初めて、本当に初めて自分が生きている意味が少し、ほんの少し分かった気がする。
「生きている」と言うより、「生かされてる」そんな言葉の方がしっくりくる。
こう言っては語弊があるかも知れないけれど、宗教には全く興味がない。
ただ、「生かされている」そう感じた時から、自分の中で何かが動き始めた。
人は過去にも未来にも生きていない、生きているとすれば「今、この時」だけ。
何かしらの大きな障害が目の前にある時、人は過去を悔い、未来を不安に思う。
この思考は「今」を蔑ろにしている。
禅寺の坊さんの言葉、「人間は死ぬまで生きている」
過去を悔い、未来を不安に思う、これ自体心が死んでいると言うこと。
だから、この坊さんの言葉が心に響く。