合理的!
なんと合理的なことか・・・。
僕の父親がドイツの会社に勤めていた時の話、
月に3日でも残業した日には・・・「解雇」だったそうだ。
なぜかって?
そりゃ就業時間内に仕事が終わらない=終われる能力がない。と、いうこと。
これは、友人の兄がアメリカで宝石鑑定士の資格を取る時に聞いた話。
年に一度しかないこの試験、3回受けてダメだった場合は受験資格を損失。
なぜかって?
そりゃ「この試験に対する能力がないから、別の道に進みなさい」と、いうこと。
これは、僕がイギリスの会社に勤めていた時のこと。
日本ではよく仕事で接待をする、時には数十万も使うことも。
銀座なんかいった日には50万持ってたってドキドキする(足りるかな???)
最も現金は持ち歩かず、カードですけど。
やはり数十万以上使うときは上司に稟議を得なければならず、
「カクカクしかじか」と説明し、かえったきた答えが、
「いくら使おうと構わないが、いつ・どの程度のリターンがあるのか?」
それをはっきり明示しろ・・・・返す言葉が見つからず・・・・でした。
このことが「合理的」かどうかはわからないが、
「ここは日本だ、少しは日本の商習慣くらい勉強してくれ!」と叫びたかった。
「行間を読む」とか、「侘び・寂び」とか、こんなこと通用するのは日本くらい・・・
合理的な諸外国とこの独特な文化の日本・・・
「グローバル」なんて言葉がこの日本に定着するのはいつの日になることやら・・・。
PS
ちなみにこの時の上司は、「ユダヤ人」 世界中でも富豪の多い人種、
さすが! と感心させられた出来事でした。