やっと行けました、「忘れてはいけない場所」
気分転換もかねて有休を取ってレンタカーを借りて、
一度は行かなければならないとずっと思っていた場所、
東日本大震災で未曾有の被害にあった、津波の被害が大きかった場所です
この写真は「東日本大震災鎮魂塔」です。
場所は相馬から北へ車で20分位行ったところにありました。
海に向かって建立されています。
見ての通り、原野に近い状態です。
以前の風景は想像できませんが、人々の生活があったのだと思います。
これはその塔の反対側の景色です、
少し見えにくいですが、2Mほどの防波堤(道路)が未だに建設中です。
(海から1kmくらいの場所です)
未曾有の惨劇から9年、2011年の3月11日に起こった出来事です。
これは砂浜から直にそびえる防波堤、高さ2mと少し、そしてテトラポット、
この風景が南北に渡って数km続きます。
今ではのどかな風景ですが、たかだか9年前に数万人の命を奪った海の現実です。
道々は多くのトラックが行き来し、未だ復興半ばだと言うことを知らされます。
地元の方と話す機会もありました、ちょうど私が飼っていた犬種ラブを連れて
海外を散歩する年配(僕もですが)です。
多分近所?の方だとは思います、それには触れることはできませんでしたが。
ここで生まれて、ここで生きている、頑張って生きています。
笑顔からそんなことを勝手に想像してしまいました。
自分がこの年まで生きてこられてたこと、いや、生かされていると
つくづく感じる1日となりました。
もうすぐ3月11日、忘れてはならない日であり、場所であることだと
私は思います。