電通の鬼十則・・・です。
1・仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。
2・仕事とは先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3・大きな仕事と取組め! 小さな仕事は己を小さくする。
4・難しい仕事を狙え! そして成し遂げるところに進歩がある。
5・取組んだら放すな! 殺されても放すな! 目的を完遂するまでは...
6・周囲を引きずり回せ!
引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地の開きができる。
7・計画を持て!
長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8・自信を持て!
自信が無いから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらがない。
9・頭は常に全回転、八方に気を配って、
一部の隙もあってはならぬ!! サービスとはそのようなものだ。
10・摩擦を怖れるな!
摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと君は卑屈未練になる。
これを作ったのが、電通4代目・経営者の吉田秀雄、広告の鬼として知られている。
僕がこの本を読んだのが、確か日本に帰国した30代前半の頃。
衝撃を受けた本であったのを今でも覚えています。
おおよそ仕事とはこのようなものだと今でも思います。
今の世の中働き方改革や、電通や他の会社での自殺者の問題等で、
働き方が見直されている時代。
自殺者が出るような働き方は当たり前見直すべきかとも思いますが、
仕事に向き合う心構えとでもいうのでしょうか、
おおよそ「プロ」とはこのような考え方を心の奥底に秘めてもいいものでは
ないかと思います。
こういう人を最近あまり目にしないなぁ〜と思う今日この頃です。