「英語脳」・「日本語脳」はある・・・?
よく世間で言われている、この「英語脳」と「日本語脳」。
僕はこれあると思っています。
仕事で通訳する時やメールなどで文章を作成する時、自然と頭を切り替えています。
と言うのも、英語と日本語の決定的な違いは英語は「合理的」であることです。
日本語は最後まで聞いていないと筋が通らない(結果が判らない)文章ばかりです。
それに比べ英語は最初の2〜3単語程度で結果(動詞)がありすぐに理解できます。
例えば、
「僕は昨日公園に友達と行った」最後まで聞かないと「結果」が不明です。
これを英訳すると、
「I went to (the park with my friend yesterday)」となります。
日本語に直訳すると、
私・行った・公園へ・友達と・昨日 と分解できます。
( )内の順番はある意味ど〜でもいい・・です。
お分かりのように、日本語は最後まで聞いていないと
時制・現在?過去?未来? と「何をしたか?」が理解できません。
これが英語になると、「行った」が先に結論としてきていますし、
過去形ですので、「過去」なんだなすぐにとわかります。
英語は先に動詞「結果」があります、故に合理的と判断できる次第です。
結果が最初から2語目にきています、「I」が聞き取れなくても結果は理解できます。
「あ〜行ったんだぁ〜」と、その後は修飾語、どこへ? 誰と?、いつ?
動詞さえ聞き取れれば、後に続く単語を多少聞き取れなくとも
ほぼ全文を理解(推測)できる筈です。
動詞が真っ先にきていれば、
「命令形」か「お誘いや誘導」の文章なんだな、といった判断が容易にできます。
なので、日本語にはない発想(結果が先)、これが「英語脳」であると僕は思います。
これが英語と日本語の決定的な違い、
「言葉は文化」であると言われていますが、こんなところでそれが理解できます。
欧米文化って合理的ですもん!(仕事では特に)